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平美濃返し その2

【角道開けない】平美濃返し【B級戦法】

今回は平美濃返しの別の変化についても紹介してみます。
平美濃返しで紹介されている筋は前回のものと今回の主に2つですが、いずれも早々に3筋の歩を角で交換する流れです。前回はやや急戦気味な戦い方ですが、今回は持久戦調の戦い方。飯島流引き角戦法に近い構想かと思われます。




第1図本筋の変化のみですが、おおよその流れを見ていきます。3筋の歩を角で早々に交換して18手目までは前変化と同じ流れ。

本譜ではここからすぐに角を引かずに右銀の進出を急いでいます(第1図)。この狙いは▲4六角型を作ること!
第2図第1図以降は▲4六角と据えてから左美濃へ。△4五歩と反発させず直ぐに▲4六角型を作るのが早い▲3六銀の狙い。

そこからさらに先手は高美濃への移行を目指します(第2図)。右陣である程度、攻めの形を作ったら囲いの進展を目指す、飯島流引き角で基本的な構想です。▲3七桂はいずれ跳ねますが急ぐ必要はありません。
第3図高美濃を完成したと思いきやさらに銀冠へ移行(第3図)。

玉の固さの進展を目指すのは現代将棋の考え方です。後手も動けないので同様に囲い合いへ。
第4図▲4六角型の狙いは後手の囲い方を制限する狙い。銀冠からすぐに△7四歩とついて△7三桂を狙うとすかさず▲6五歩と仕掛ける狙いがあります。

後手がその筋を避けながら囲い合いが終わると、ようやく▲3七桂を跳ねて全軍進撃。4筋から仕掛けます(第4図)。
結果図結果図まで先手はすべての駒を活用した上、歩二枚を手持ちにして悪いわけがありません。後手からは有力な動く手がありません。

ここまでの流れをコンピュータ解析させてみても、特別、不自然なココセ手はなく、有力な筋かと思います。
平美濃返しは飯島流引き角にかなり近い構想であり、参考にできる部分もありそうです。
特に3筋の歩を早々に角で交換する筋、そこから右銀で攻める筋はこれまで実戦で試したことはないので、機会があれば挑戦してみようかと思います。うまく戦果が上がればまたご報告を。

参考書籍:B級戦法の達人プラス(週刊将棋:毎日コミュニケーションズ)
[ 2014/07/13 22:10 ] ◎引き角研究 そのほか | TB(0) | CM(2)

参考になります

アマ強豪の早咲さんもこのような指し方を得意にしてますよね。
急戦と持久戦を使い分けるこういう指し方を私も身につけたいものです。
[ 2014/07/13 22:17 ] [ 編集 ]

Re: 参考になります

平美濃返しは引き角をやる前から知ってたんですが、飯島流を知った後は「どうせB級本のココセだろう」と見返すことはなかったんですが、思い立って見返してみると中々おもしろいかもしれないと思いました。実戦で使えそうですね。
[ 2014/07/13 22:26 ] [ 編集 ]

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